旅好きな高齢者です。紅葉、お花見、寺社巡りなど全国各地へのドライブ旅行を楽しんでいます。今回は、幼少時からこれまで、あちこち訪ねた旅行のなかで、思い出に残るものを写真を添えて旅の思い出としてまとめてみました。
旅好きの方、また旅に出たい気持ちはあるが、体力的に遠出が難しくなった高齢者の方にご覧になっていただければ有難く存じます。
東北旅行
昭和38年、4学年の夏合宿は8月17日から28日まで陸上自衛隊秋田駐屯地で行った。夏休みで茨城の実家に帰っており、秋田への道のりは、先ずバスで水戸に出て、水戸駅から水戸線で栃木県の小山駅に行き、東北本線の夜行列車に乗り換え、秋田に向かった。そこで渡辺先生(ラグビー部監督)のほか、上野駅から乗った仲間と合流した。
翌朝午前7時頃に 秋田駅に着いた。近くの食堂で朝食をとり、駐屯地方面に行く定期バスに乗った。丁度通勤、通学の時間帯で車内は混雑していた。若い女性の姿を見ると、色白でふっくらしているのが印象的だった。これが秋田美人なのかと思った。

| 秋田駅 |
秋田駐屯地 (第21普通科連隊)では、4月に久留米の幹部候補生学校を卒業し、赴任して間もない6期のラグビー部OB、岡野先輩が迎えてくれた。また4期の奈良崎先輩が面倒を見てくれた。
受け入れ部隊側は、連隊長のお考えか、防大生が来るので、起居容儀を隊員の躾教育の参考にしたいとの意向を持っていたようだった。ところが グラウンド、食堂と宿舎の行き帰りの姿が期待外れだったことから、2人の先輩を通じて注意を受けることになった。 練習でへとへとになっても、防大生らしくきちんとしろということは頭では理解できるが、実行は難しい。部隊で合宿する際は、この種の批判はよく耳にしたが、ここは特にひどかった。

| 秋田駐屯地 |
合宿 終了後、旅行に切り替え、ラグビー仲間の有川君、宮本君と 秋田駅で秋北バスに乗り、十和田湖、奥入瀬渓流を経て青森駅に着いた。

| 十和田湖 |

| 奥入瀬渓流 |
途中、十和田湖付近のドライブインでバスを降り、土産店の横にあった沢山の蕗(ふき)を見て、その大きさに驚いた。 これが秋田音頭で「雨が降っても唐笠などいらぬ 」と歌われているほど高い背丈と広い葉っぱの秋田蕗だった。

| 秋田蕗 |
その後、青森駅から夜行列車で奥羽本線、花輪線、東北本線で南下、翌朝、郡山駅で磐越西線に乗り換え、会津若松駅で降りた。バスに乗り替え 、五色沼、檜原湖へ行った。夏休みのためか、学生の旅行者が多く、車中、東京女子大の学生グループと一緒だった。色とりどりの水面に、日が当たり、美しく輝く五色沼、水飛沫をあげて高速で走るモーターボートの航跡が残る檜原湖の景色が印象に残っている。
当時、昭和30年代後半は、マイカーを持つ者は裕福な一部の階層に限られており、現在のようなマイカーによる家族旅行はほとんどなかった。夏の旅行は、学生を含め、若い友人同士による公共交通機関や定期観光バスを利用したものが多かった。また秋の観光シーズンは、企業や団体の職場単位による慰安バス旅行が行われた。

| 会津若松駅 |

| 五色沼 |

| 檜原湖 |
次回は、旅の思い出 その11 九州旅行を予定しています。
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